K 伝「渡部平太夫屋敷」跡

 「桑名日記」の筆者、渡部平太夫は桑名藩士で9石3人扶持の下級武士でした。矢田磧(やだがわら)八幡瀬古庚申堂近くに住んでいました。

 「桑名日記」は柏崎の桑名藩領へ赴任した養子の勝之助と交わした日記です。幕末の天保10年(1839)から嘉永元年(1848)までの1O年間毎日欠かさず書かれました。勝之助が書いた方を「柏崎日記」と呼びます。

 屋敷跡は現在千代田町の真教寺の南側付辺と思われますが、はっきりしません。
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